夏、高岡、ビールとドラえもん

予想していなかったものが突然目の前に現れたときの印象は強烈ですが、その一つが高岡市の駅前通りにあるドラえもんの像です。

 

ウイング・ウイング高岡広場の「ドラえもんの散歩道」

ウイング・ウイング高岡広場の「ドラえもんの散歩道」

3年前の夏、国宝の瑞龍寺を見ようと高岡に出かけましたが、出発が遅れた上に高速道路の事故渋滞などの影響で宿に着いたのが4時前。そこから徒歩で向かったものの、酷暑のため足取りは重く、ようやく到着すると既に拝観時間を過ぎていたために、総門越しに山門を眺めることしかできませんでした。仕方なく瑞龍寺前から前田利長公の墓所まで石燈籠が続く石畳の「八丁道」を通って駅に戻りましたが、夕方とはいえ強い日差しは収まらず、おまけに日陰がないために脱水症状気味に。たまりかねて飲食ビルの開店時間を待ってあるお店に駆け込み、名物の黒作りと白えびを肴にビールで喉を潤しました。

そのときの旨さが格別だったので、昨年のGWに再び高岡を訪れ、同じお店へと向かいましたが、そのビルに近づくと、いきなりドラえもんと仲間達の銅像群が目に飛び込んできたのです。あまりに唐突だったので、思わずシャッターを切ってしましました。周辺を歩く人は珍しくもないようで、足を止める人もなく、私一人がはしゃいでいるようで恥ずかしかったのですが、どのキャラクターも楽しそうな表情で、思わず頬が緩んでしまいました。

故藤子・F・不二雄さんの出身地が富山であることは知っていたものの、思いがけない遭遇でした。訳あって市内の別の場所から移されてきたそうですが、もう何年もそこにあるかのように周囲の景観に馴染んでいて、さすが銅器の町!

夏になると、私の頭の中では高岡・ビール・ドラえもんがセットになって「また来いよ!」と呼びかけてきます。